お買い得品 姫路の逸品 明珍火箸風鈴 明珍本舗 先々代第51代当主 明珍宗之作 修復済

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明珍家は平安時代より五十三代続く、甲冑師の家系です。甲冑の鍛錬技術は時代の変遷を経て、風鈴に形を変えて生き続けています。甲冑から火箸、そして火箸風鈴へ。鍛えられた鐵が澄んだ音を響かせます。室町時代から江戸時代にかけては、明珍家と言えば最も著名な甲冑師の一族であり、武田信玄が被っていたとされる諏訪法性兜(すわほっしょうのかぶと)を始め、様々な甲冑の銘品を手がけました。京都九条で甲冑師をしておられた頃に近衛天皇の勅命で鎧や轡を作り献上されたところ大変気に入られ、明珍の姓を賜りました。その後、千利休の注文を受け茶室用火箸として作られたのが明珍火箸。江戸時代には、江戸幕府大老四家の一つ、酒井家のお抱え甲冑師として仕え、拠点を姫路に移しました。明治維新後の廃藩置県により甲冑の需要がなくなったことで、甲冑制作から火箸制作へと業態を変え、さらにエネルギー革命による火鉢から電気・石油・ガスストーブに時代が移り変わったことにより、火箸制作から風鈴制作へと業態を変化させながらも、「鉄を焼いて打つ」という「鍛えの明珍」としての本質は変えずに、伝統を守り、進化させ続けられています。火箸は丸箸2本、角箸2本で4本になりますが丸箸と角箸は微妙な音の違いがあり、その協和音は絶妙な澄んだ音色に聞こえます。スティービー・ワンダーに東洋の神秘と讃えられ、国内外からもその音色は絶賛されています。40年程前に頂いて、ずっと愛用していました。終活で後継していただける方にお譲りしたいです。この出品の為に明珍本舗に依頼して、補修していただきました。糸や短冊を全て新品にしてもらい、錆等汚れを落としてもらいました。ほぼ新品同様だと感じます。使い込んでも明珍本舗で現在なら¥1100と送料負担で補修してくれます。メンテナンスが安心です。共箱、由緒書、組み立て図等揃っています。

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